○議長(長岡敏彦君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、「議案第2号平成16年度伊勢市一般会計予算」「議案第3号平成16年度伊勢市
国民健康保険特別会計予算」「議案第4号平成16年度伊勢市
老人保健医療特別会計予算」「議案第5号平成16年度伊勢市
介護保険特別会計予算」「議案第6号平成16年度伊勢市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」「議案第7号平成16年度伊勢市
福祉資金貸付事業特別会計予算」「議案第8号平成16年度伊勢市
まちなみ保全事業特別会計予算」「議案第9号平成16年度伊勢市
公共下水道事業特別会計予算」「議案第10号平成16年度伊勢市
土地取得特別会計予算」「議案第11号平成16年度伊勢市
病院事業会計予算」「議案第12号平成16年度伊勢市
水道事業会計予算」「議案第13号平成15年度伊勢市
一般会計補正予算(第7号)」「議案第14号平成15年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」「議案第15号平成15年度伊勢市
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」「議案第16号平成15年度伊勢市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」「議案第17号平成15年度伊勢市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第18号平成15年度伊勢市
福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第19号平成15年度伊勢市
まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第20号平成15年度伊勢市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」「議案第21号平成15年度伊勢市
土地取得特別会計補正予算(第1号)」「議案第22号平成15年度伊勢市
病院事業特別会計補正予算(第2号)」「議案第23号平成15年度伊勢市
水道事業会計補正予算(第3号)」「議案第24
号伊勢市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について」「議案第25号伊勢市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」「議案第26号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」「議案第27号教育長の給与等に関する条例の一部改正について」「議案第28号伊勢市市税条例の一部改正について」「議案第29号伊勢市朝熊山麓公園の設置及び管理に関する条例の一部改正について」「議案第30号いせ
市民活動センターの設置及び管理に関する条例の制定について」「議案第31号伊勢市病院事業管理者の給与等に関する条例の制定について」「議案第32号伊勢市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の制定について」「議案第33号伊勢市病院事業における地方公営企業法の全部適用に伴う関係条例の整備について」「議案第34号伊勢市やすらぎ公園プールの設置及び管理に関する条例の一部改正について」「議案第35号伊勢市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について」「議案第36号伊勢市上水道給水条例の一部改正について」「議案第37号伊勢市消防団条例の一部改正について」「議案第38号伊勢市火災予防条例の一部改正について」以上37件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。
◎市長(水谷光男君) 平成16年初の市議会定例会に当たり、市政に対する所信の一端を表明いたしますとともに、平成16年度予算案を初めとする諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 その前に、私は、5期目の信託をお受けしてから、今期限りと心に決め、誠心誠意市政に取り組ませていただいてまいりました。将来の伊勢市の発展を大きく左右する4市町村の合併問題がようやく法定合併協議会を設立、念願の新市誕生に向け移行する運びとなり、これをけじめとして退任させていただくことを決意いたしました。 顧みますれば、市長に就任以来、5期20年間、市民の御期待におこたえするため、常に「市民の皆さんとともに歩む清潔で公正な市政」を信条として、「活力と潤い、心のかよい合う人情味あふれる伊勢のまちづくり」を目指し、全力を傾注してまいりました。 この間、市政を進めるに当たりましては、「活力ある経済の発展するまちづくり」「安全・快適・便利なまちづくり」「心のかよう福祉のまちづくり」「教育文化を高めるまちづくり」の4本の柱を掲げ、諸施策を着実に実行してまいりました。 こうして今日を迎えることができましたのも、市民の皆様や議会の皆様の温かい御理解と御協力のたまものであり、ここに改めて深甚なる敬意と感謝を表させていただく次第であります。 御承知のように、5期目のこの時期、国内外の状況を眺めてみますると、世界では同時多発テロに端を発した国際問題、とりわけ、アフガニスタン、イラク戦争の勃発など、21世紀の開始におきましても、依然として緊張した状況が続いており、残念ながら世界の恒久平和はいまだ遠くにあると言わざるを得ません。 また、国内におきましても、長引く景気の低迷により、産業経済の不振、雇用不安、企業倒産など、厳しい経済状態が続いております。さらには、高齢化の進行、少子化社会の到来などを背景にしまして、社会福祉関係に構造上の幾多の課題を抱え、地方自治体は依然として厳しい局面に直面しております。 こうした国内外の厳しい状況下の中で、私が担います第5期目は、第6期伊勢市総合計画を策定した年からこれを推進する期間でもありました。 総合計画に掲げました「交流と連携・新時代創造のために~伊勢からはじまる新たな世紀~」に向けまして、「もてなしの心」と「豊かな自然と文化資産」を礎に、伊勢のまちづくりに取り組んでまいりました。 第5期目の市政を振り返ってみますと、まず自立した自治体を目指して、第3次行財政改革、市町村合併など地方分権の推進に取り組んでまいりました。 とりわけ、幾多の経過を踏まえ、「伊勢志摩はひとつ」という大きな理念のもと、平成14年8月16日に「伊勢市・二見町・小俣町・御薗村任意合併協議会」を設立することができました。以来、今日までさらなる議論や経過を経まして、去る2月25日には、4市町村の議会におきまして「伊勢地区合併協議会」の承認可決をいただき、先日の3月1日に「法定合併協議会」を設立いただきました。 これもひとえに、市民の皆様や議員の皆様の御理解、御支援のおかげであり、深甚なる謝意を表させていただきます。 今後は、合併の成就に向けまして、さらに取り組みを進めてまいります。 また、市民サービスの面では、北浜・浜郷・宮本地区のコミュニティセンターの整備、印鑑登録証明書などの自動交付機の設置、ふれあい出前トークの実施、市政への提案箱の設置、窓口業務の時間延長などに努めてまいりました。 生活環境面では、伊勢広域環境組合の設立、プラスチック製容器包装の分別回収、指定ごみ袋制度の本格実施、マイバッグ持参運動の推進、資源ごみステーションの設置、リサイクルプラザの建設、太陽光発電装置を備えた早修小学校新校舎の建設、流域関連公共下水道の整備促進、環境管理システム(ISO14001)の継続的取り組みなど。 防災面では、東海地震防災対策強化地域の指定及び東南海・南海地震防災対策推進地域の指定に伴います耐震調査や防災訓練の実施、ハザードマップの作成、防災情報無線通信システムの導入、黒瀬ポンプ場・有連ポンプ場の設置によります浸水排水対策など。 福祉面では、介護保険制度の発足と充実、伊勢市重度身体障害者デイサービスセンターの建設、健康診査・各種検診の充実、ファミリーサポートセンターの設置、特別養護老人ホーム、老人保健施設の建設支援、老人乗合バス運賃助成の充実、市民の健康を守るため、伊勢総合病院の充実及び伊勢市休日・夜間応急診療所の充実など。 基盤整備面では、近畿自動車道伊勢線の4車線化、勢田川改修事業の整備及び浄化対策、西南海岸事業の整備、街路整備事業として日赤神田線の整備、県道伊勢南島線の改良整備、道路改良事業として宮本4号線、森磯西線の整備、河川改修事業として準用河川桧尻川の改修など。 教育文化面では、早修小学校・倉田山中学校の校舎改築、尾崎咢堂記念館の建設、子供センターのいせトピア内への設置、総合文化誌「伊勢ぶんか」の発行、市民活動支援センターの設置など。 観光商業面では、伊勢市観光振興基本計画21の策定、首都圏への旅客誘致、滞在型観光客誘致事業として伊勢楽市の開催、中心市街地商業等活性化基本計画に基づきますTMO活動の支援、伊勢河崎商人館の公設民営、川の駅建設など。 農林水産面では、国営宮川用水第2期水利事業の推進、農村総合整備統合補助事業の実施、農業共済事務組合の広域合併による制度の充実、伊勢湾南部の6漁協合併、漁業基盤の整備促進を図るため、豊北漁港及び村松漁港の整備、大淀漁港海岸堤防の整備など、多くの事業に取り組んでまいりました。 このように、計画しました多くの事業を順調に進めることができましたのも、ひとえに議会の皆様の御指導や市民の皆様の御理解、御協力のおかげと重ねて感謝を申し上げるところでございます。 しかしながら、21世紀を迎え、少子・高齢化対策、分権型社会への対応、資源循環型社会の構築、市町村合併など多くの課題を抱えています。 これら諸課題に積極的な施策を展開するとともに、伊勢に培われた悠久の歴史、文化、そして豊かな自然を次世代に引き継ぐため、使命感を持って取り組み、新しい世紀の始まりを築いてまいらなければなりません。 今、国と地方は対等・協力の関係となり、従来の中央集権型から地方分権型へと変革する新しい時代に入りました。 このような時期にこそ、これからの市政の推進におきましては、地方の時代にふさわしい「市民が市政の主人公」を基本姿勢に、情報公開を積極的に行い、市民と行政が情報を共有し、行政の透明性を高め、清潔、公正、公平で、開かれた市政を推進してまいらなければなりません。 今後とも、議員各位の御指導と市民の皆様の御理解、御協力を切にお願い申し上げます。 以上、所信の一端を申し述べましたが、次に、新年度予算編成に当たっての基本方針につきまして申し上げます。 本年は市長選挙の年でありますため、新年度の一般会計予算におきましては、これまでの例に倣い、骨格予算とし、原則として、政策的な経費は市長選挙後の補正予算編成にゆだねることといたしました。 骨格予算に計上する経費は、人件費、扶助費、公債費等の義務的経費及び経常的に行政活動を維持していく上で必要な経費でございますが、政策的な経費でありましても、既に継続費、債務負担行為が設定され、当初予算への計上が義務づけられている経費、広域市町村関連経費、日程の都合等の理由により当初予算に計上しなければ市民サービスに著しく影響を及ぼすと認められる経費及び最近の経済情勢にかんがみ、引き続き地域の景気対策を推進するため最小限必要と認められる事業費につきましては、当初予算に計上させていただきました。 なお、特別会計、企業会計につきましては、それぞれ設置目的に従い、年間予算を編成しております。 以上、新年度予算編成に当たっての基本方針を申し上げましたが、続きまして、新年度予算を初めといたします各議案につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、「議案第2号平成16年度伊勢市一般会計予算」は、総額 296億 7,364万 2,000円となっております。これを前年度当初予算と比較しますと、金額で10億 8,597万 4,000円、率にしまして 3.5%の減となっておりますが、これは、ただいま申し上げましたとおり、新年度は骨格予算を編成したためでございます。 ただ、平成7年度、8年度におきまして発行しました減税補てん債18億 4,100万円につきまして、市債を財源に全額借りかえを行うこととなっており、これを除きますと、金額で29億 2,697万 4,000円、率にいたしまして 9.5%の減となります。 以下、歳出の主なものにつきまして、款を追って御説明申し上げます。 まず、総務費におきましては、本庁舎駐車場用地の取得経費のほか、いせ
市民活動センターの開設に伴います運営経費を計上しております。 次に、民生費におきましては、経常的、継続的に行っております各種福祉関係経費を計上しております。 次に、衛生費におきましては、経常的な環境保全経費及び市民の健康保持に必要な経費を計上しております。 次に、労働費におきましては、緊急地域雇用対策にかかわります経費等を計上しております。 次に、農林水産業費におきましては、広域合併漁協に対します助成に要する経費等を計上しております。 次に、土木費におきましては、施設の維持管理経費を計上しましたほか、道路新設改良事業の一部及び継続事業であります防衛施設周辺民生安定施設の市道の整備等に要する経費を計上しております。 次に、消防費におきましては、広域消防関係経費につきまして年間所要額を計上しましたほか、計画的に進めております防災基盤整備事業等に要する経費を計上しております。 次に、教育費におきましては、小・中学校を運営する経費を初め、宮山小学校校舎増築事業及び継続事業であります倉田山中学校校舎改築事業に要する経費等を計上しております。 以上、歳出の主なものを申し上げましたが、これらに要する財源といたしましては、市税におきまして 106億 5,000万円、地方交付税におきまして50億 5,000万円、国・県支出金におきまして45億 193万 6,000円、市債におきまして38億 8,890万円等をそれぞれ充当することといたしております。 なお、歳入歳出予算のほか、債務負担行為、地方債、一時借入金、歳出予算の流用につきましても、それぞれ計上しておりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 以上、一般会計の概要を申し上げましたが、続きまして特別会計及び企業会計につきまして御説明を申し上げます。 「議案第3号平成16年度伊勢市
国民健康保険特別会計予算」は、総額84億 1,645万 4,000円であり、前年度当初予算と比較しますと5億 3,147万 8,000円の増額、率にしまして 6.7%の伸びとなっております。これは、主に保険給付費の増によるものでございます。 「議案第4号平成16年度伊勢市
老人保健医療特別会計予算」は、総額86億 731万 9,000円であり、前年度当初予算と比較しますと 5.1%の減となっており、老人医療費とこれに関連します事務費等を計上しております。 「議案第5号平成16年度伊勢市
介護保険特別会計予算」は、総額52億 6,641万 5,000円であり、介護サービスに必要な諸経費を計上しております。 「議案第6号平成16年度伊勢市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」は、総額 8,028万 4,000円であり、貸付金元利の回収、公債費、事務費を計上しております。 「議案第7号平成16年度伊勢市
福祉資金貸付事業特別会計予算」は、総額 189万 2,000円であり、貸付金元利の回収、事務費等必要な経費を計上しております。 「議案第8号平成16年度伊勢市
まちなみ保全事業特別会計予算」は、総額 7,287万 8,000円であり、伊勢市まちなみ保全条例に基づく貸付金のほか、所要の事務費を計上しております。 「議案第9号平成16年度伊勢市
公共下水道事業特別会計予算」は、総額40億 8,012万 5,000円であり、前年度当初予算と比較しますと3億 1,357万 5,000円の減額、率にしまして 7.1%の減となっております。 これは、宮川流域下水道事業費が減額となったものでございます。 「議案第10号平成16年度伊勢市
土地取得特別会計予算」は、総額1億 9,932万 6,000円となっております。土地開発基金からの繰入金を財源とし、公共事業促進のため、用地の先行取得に要する経費を計上しております。 「議案第11号平成16年度伊勢市
病院事業会計予算」は、業務の予定量といたしまして、入院患者1日平均 385人、外来患者 1,100人、健診・ドック41人と見込み、収益的収入及び支出に所要の経費を計上しております。 資本的収支におきましては、設備充実のため資産購入に要する経費等を計上しております。 病院事業につきましては、国の医療費抑制方針もあり、収支状況は引き続き厳しいものが予想されますが、病院事業管理者を設置し、患者サービスの向上に努めるとともにさらなる合理化、健全経営に努めたいと考えております。 「議案第12号平成16年度伊勢市
水道事業会計予算」は、業務の予定量といたしまして、給水戸数4万 3,200戸、年間総給水量 1,537万 5,000立方メートルを見込み、収益的収入及び支出に所要の経費を計上しております。 資本的収支におきましては、老朽鋳鉄管の布設がえ、公共下水道事業に伴う布設がえ等の建設改良費を主なものとして計上しております。 水道事業におきましても、景気不況等により給水量が伸び悩み、引き続き収支状況は厳しいものと予想されますが、経営の合理化を推進し、企業としての独立採算制を堅持し、健全経営に努めたいと考えています。 以上、新年度の各予算につきまして、その概要を申し上げましたが、引き続きまして補正予算につきまして御説明申し上げます。 今回の補正は、各会計とも本年度の最終的な補正として整理を行ったものでございますが、前回の補正以後発生しました必要経費につきましては、追加をお願いしております。 以下、今回補正をお願いしております各会計につきまして、主なものを御説明申し上げます。 「議案第13号平成15年度伊勢市
一般会計補正予算(第7号)」は、5億 4,046万 4,000円の減額となっております。 歳出におきまして追加しました主なものは、退職手当、県営事業負担金等であり、減額します主なものは、街路事業など国の補助金交付決定額の減に伴うものを初め、実績見込みによります福祉関係経費及び一部事務組合負担金、公債費等でございます。 歳入におきましては、それぞれ実績見込みにより補正を行っておりますが、地方債につきましては、現段階で見込まれます起債額を計上しております。 そして、歳入歳出を整理しました結果、繰り入れを予定しております財政調整基金24億 1,485万円につきましては、13億 3,687万 1,000円を減額することとし、最終的に10億 7,797万 9,000円の繰り入れを予定することといたしております。 以上が概要でございますが、以下款を追って主なものを御説明申し上げます。 まず、総務費におきましては、勧奨退職者の退職金等を追加計上しております。 民生費におきましては、老人福祉、児童福祉、生活保護等の経費につきまして、それぞれ実績見込みにより、減額または追加補正をしております。 次に、土木費におきましては、道路、橋梁、河川等に係る県営事業負担金を追加計上しております。 なお、歳出予算に関連しまして、継続費、繰越明許費、地方債につきましても、それぞれ補正をしております。 「議案第14号平成15年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」は、2億 1,563万 2,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、保険給付費、老人保健拠出金等実績見込みにより整理を行ったものでございます。 「議案第15号平成15年度伊勢市
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」は、1億 7,306万円の追加となっておりますが、医療費の実績見込みにより補正を行ったものでございます。 「議案第16号平成15年度伊勢市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」につきましては、1億 3,403万 1,000円の追加となっておりますが、主に保険給付費の実績見込みにより補正を行ったものでございます。 「議案第17号平成15年度伊勢市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」は、25万 7,000円の減額となっております。 「議案第18号平成15年度伊勢市
福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」は、71万 6,000円の追加となっております。 「議案第19号平成15年度伊勢市
まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号)」は、 532万 8,000円の減額となっております。 「議案第20号平成15年度伊勢市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」は、3億 4,305万 1,000円の減額となっておりますが、事業の実績見込みによるものでございます。その他、事業費に関連しまして、繰越明許費、地方債につきましても補正を行っております。 「議案第21号平成15年度伊勢市
土地取得特別会計補正予算(第1号)」は、 832万 1,000円の減額となっております。主なものは、実績見込みによります公共用地先行取得経費の減額でございます。 「議案第22号平成15年度伊勢市
病院事業特別会計補正予算(第2号)」は、収益的収支及び資本的収支におきまして、診療材料費、勧奨退職者の退職金等について追加計上しましたほか、それぞれ実績等に基づき補正を行っております。 「議案第23号平成15年度伊勢市
水道事業会計補正予算(第3号)」は、収益的収支及び資本的収支におきまして、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。 以上、新年度予算及び平成15年度の補正予算につきまして、それぞれ概要を申し述べましたが、引き続きまして、条例関係につきまして御説明申し上げます。 まず、議案第24
号伊勢市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正につきましては、議会の議員の調査研究活動の充実を図るため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、議案第25号伊勢市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正につきましては、地方独立行政法人法及び国立大学法人法の施行に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第26号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員災害補償法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第27号教育長の給与等に関する条例の一部改正につきましては、教育公務員特例法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第28号伊勢市市税条例の一部改正につきましては、固定資産評価員の職務を市長が行うため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第29号伊勢市朝熊山麓公園の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、芝生球技場の整備に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第30号いせ
市民活動センターの設置及び管理に関する条例の制定につきましては、いせ
市民活動センターの設置及び管理に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 議案第31号伊勢市病院事業管理者の給与等に関する条例の制定につきましては、病院事業におきまして地方公営企業法の全部を適用するに伴い、病院事業管理者の給与等に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 議案第32号伊勢市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の制定につきましては、病院事業におきまして地方公営企業法の全部を適用するに伴い、病院企業職員の給与の種類及び基準に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 議案第33号伊勢市病院事業における地方公営企業法の全部適用に伴う関係条例の整備等につきましては、病院事業におきまして地方公営企業法の全部を適用するに伴い、伊勢市職員退職手当支給条例において、病院事業管理者の退職手当に関し必要な事項を定めるとともに、伊勢市監査委員条例等の病院事業の事務のうち病院事業管理者の権限に属することとなるものに関する規定が置かれている条例につきまして、事務の実施主体を市長から病院事業管理者に改める等所要の規定の整備を行うほか、関係条例の整備を行おうとするものでございます。 議案第34号伊勢市やすらぎ公園プールの設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、やすらぎ公園プールに新たにコインロッカーを設置するにつき、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第35号伊勢市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定につきましては、風致地区内における建築等の規制に係る条例の制定に関する基準を定める政令の一部改正に伴い、本市における10ヘクタール未満の風致地区について建築等に係る規制を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 議案第36号伊勢市上水道給水条例の一部改正につきましては、簡易水道の上水道への統合に伴い、給水区域を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第37号伊勢市消防団条例の一部改正につきましては、消防団員に対する職務報酬の額を引き上げるため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第38号伊勢市火災予防条例の一部改正につきましては、近年における喫煙に関する社会情勢の変化及び多種多様な劇場等の客席形態に対応するため、条例を改正しようとするものでございます。 以上、一括上程されました各議案につきまして、その概要を申し述べましたが、なお詳細につきましては、総務部長から御説明申し上げることといたしておりますので御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(長岡敏彦君) 総務部長。
◎総務部長(小川幸雄君) それでは、議案第2号平成16年度伊勢市一般会計予算外36件につきまして補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第2号平成16年度伊勢市一般会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 新年度予算は、前年度当初予算と比較しますと、率で 3.5%の減となっておりますが、これは来る4月に市長選挙が行われますので、前例に倣い骨格予算を編成させていただいたことによるものでございます。なお、新年度予算書の中に前年度の比較増減が大きくなっておりますが、骨格予算との比較となっておりますので、御理解のほどをお願い申し上げます。 それでは、説明の便宜上、歳出から御説明申し上げますので、51ページをお願いします。 款1議会費の政務調査費につきましては、月額2万円から3万円へと改定し、合計 1,008万円を計上しております。 次に、52ページ下段の款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費でございますが、市長、助役及び収入役の人件費並びに一般職員の人件費におきまして、任期を迎えます市長及び定年退職を迎えます職員12名分の退職手当をあわせまして3億 2,370万 6,000円の計上をしております。 なお、退職手当につきましては、款10消防費及び款11教育費におきましても任期を迎えます消防長及び教育長並びに定年退職を迎えます職員2名分の退職手当をあわせまして3億 7,306万 1,000円の計上をしております。 次に、54ページ下段の目3人事管理費の 3,972万 8,000円の減額は、平成15年度に実施しました職員総合情報システム構築事業の減等によるものでございます。 次に、57ページの目8電算事務管理費の 8,183万 3,000円の減額は、住民情報システム管理事業の減と減額がその主なものでございます。 次に、58ページをお願いいたします。下段の目10市史編さん事業推進費でございますが、これは説明欄に記載のとおり、従来、市制 100周年記念事業推進費として予算化してまいりました市史編さん事業に要する経費につきまして、目の名称を変更したものでございます。 次に、63ページの下段から64ページにかけましての目19財産管理費の庁舎駐車場整備事業の 7,125万 5,000円は庁舎西側の隣接地を庁舎駐車場として活用するため、土地取得に要する経費を計上しております。 次に、66ページの下段でございますが、目22市民交流推進費の市民活動促進事業の 2,116万 3,000円は、市民活動の拠点となりますいせ
市民活動センターの管理運営等に要する経費でございます。 次に、75ページ下段からの項5選挙費におきましては、執行を予定しております市長選挙、参議院議員選挙及び三重海区漁業調整委員会委員選挙に関する所要の経費等を計上しております。 次に、84ページをお願いいたします。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費でございますが、国民健康保険特別会計繰出金4億 9,368万円を計上しておりますが、前年度と比較しまして1億 481万 2,000円の増額となっております。 次に、91ページをお願いいたします。項2老人福祉費、目1老人福祉推進費の16億 4,494万円につきましては、93ページ下段に記載の老人保健医療繰出金5億 8,633万 1,000円及び介護保険特別会計繰出金8億 2,999万 5,000円がその主なものとなっております。 次に、93ページの中段の目2老人福祉施設費の 5,629万 9,000円の減額は、万亀会館の給食業務の外部委託に伴います職員人件費の減がその主なものでございます。 次に、95ページをお願いいたします。項3児童福祉費、目1児童福祉総務費の1億 1,677万 1,000円の減額は、今回の予算が骨格予算でありますことから、民間保育所に対します各種補助事業につきまして、当初予算での計上を見送ったことによるものでございます。 次に、96ページ中段からの目2児童措置費につきましては、児童手当支給事業、民間保育所児童保育事業等が主な事業でございますが、本年4月に開園いたします宮山保育所の新設等に伴いまして、前年度対比1億 181万 8,000円の増額となっております。 次に、 101ページ中段でございますが、項4生活保護費、目2扶助費につきましては、医療扶助等の伸びが見込まれ、対前年比 4,958万 2,000円の増額となっております。 次に、 104ページをお願いいたします。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費では、伊勢広域環境組合に対します斎場及びし尿処理に係ります負担金を計上しております。前年度に比較して1億 100万 2,000円の増額となっておりますが、 105ページに記載の小型合併処理浄化槽設置事業補助金の増が主なものでございまして、前年度におきましては、国の景気対策に伴い、繰越しにかかる事業費が大半を占めていましたことから、現年度当初予算におきましては、大きな伸びとなっているものでございます。 次に、 107ページ目4成人保健推進費3億 4,945万円は、次の 108ページでございますが、健康診査事業で基本健康診査及びがん検診等の費用を計上しております。 次に、 112ページをお願いいたします。下段の項2清掃費、目1清掃総務費では、伊勢広域環境組合に対しますごみ処理に係る負担金8億 7,680万 9,000円を計上しております。 次に、 116ページ下段からの款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費につきましては、やすらぎ公園プール、サンライフ、労働福祉会館の管理運営等に要します経費及び融資対策、雇用対策等に関する経費を計上しております。 サンライフ及び労働福祉会館につきましては、従来の中高年齢労働者福祉センター費及び労働福祉会館費の目を廃止しました関係上、本年度から労働諸費の中で統合して計上したものでございます。 次に、 118ページの目2緊急地域雇用特別交付金事業費につきましては、産業関連雇用対策を初めとしまして、10事業 4,645万 6,000円を計上しております。事業の執行上、一部一般財源を必要としますが、原則、緊急地域雇用特別交付金により財源が賄われるものでございます。 次に、 124ページをお願いいたします。款6農林水産業費、項1農業費、目9農村総合整備統合補助事業費におきましては、前年度に比較して1億 4,812万 1,000円の大きな減額となっておりますが、骨格予算でありますことから当初から必要な事務費等のみを計上したことによる減でございます。 次に、 127ページをお願いいたします。項3水産業費、目2水産振興費におきましては、漁協マーケティング等強化事業補助金に 4,583万 3,000円、合併漁協事務所等増改築工事補助金に 1,500万円を計上しております。 これは、本年に予定の伊勢湾南部地区の6つの漁協の合併に伴い、コンピューターシステムを導入し、漁協が行う管理事務等を一元化することにより、漁協の経営基盤の強化を図るための経費及び増改築を行い、本所機能を充実するための経費に対します補助金でございます。 なお、それぞれ所要の対象事業費から国・県の補助金を除いた額を、関係の5市町で案分することとしておりますが、伊勢市が代表市でありますことから、必要額全額を予算計上し、国・県補助金及び他市町の負担金を収入することとしております。 次に、 128ページをお願いいたします。項3水産業費、目4漁港建設費につきましては、当初から必要な事務経費等を計上したものございますが、村松
漁港整備事業におきましては、航路の安全確保、事故防止を図るため、早急に予算化が必要となっております航路しゅんせつに要します経費もあわせまして 1,645万 5,000円を計上しております。 次に、 132ページからの款8観光費につきましては、伊勢シティプラザを
市民活動センターとして位置づけますことから、シティプラザの管理運営等に要します経費を計上しておりました文化観光等供用施設費につきましては、目を廃止しております。 次に、 137ページをお願いいたします。款9土木費、項2道路橋梁費、目3道路新設改良費につきましては、引き続き地域の雇用対策として切れ目のない公共事業費の確保を図るため、骨格予算ではございますが、 5,000万円を当初計上したものでございます。 次に、 138ページの下段の目6防衛施設周辺整備事業費は、森磯西線道路整備事業につきまして、平成15年度、16年度の継続事業として実施しておりますので、1億 4,500万 8,000円を計上しております。 次に、 142ページ下段からの項5都市計画費、目1都市計画総務費でございますが、次の 143ページになりますが、公共下水道事業に対します繰出金9億 1,086万 7,000円を計上しております。 次に、 145ページ目4都市下水路費では、倉田山都市下水路事業に当初から要します事務費等のみを計上しておりますので、1億 6,469万 5,000円の減額となっております。 次に、 147ページ下段の項6住宅費、目2公営住宅建設費には、二俣団地建替事業で1億 7,538万円を計上しておりますが、これは、平成15年度、16年度の継続費設定事業でございますので御了承をお願いいたします。 次に、 149ページをお願いいたします。款10消防費、項1消防費、目1常備消防費では、消防、救急及び救助用資機材の整備に要します経費のほか、防衛施設周辺消防施設整備事業補助金を活用しまして、水槽付消防ポンプ自動車の老朽化による更新を図るための経費 3,828万 1,000円を計上しております。 次に、 152ページ下段の目5災害対策費では、継続して実施しております 153ページに記載の備蓄物資整備事業、避難場所標識設置事業、一般木造住宅耐震診断事業等につきまして、あわせまして 5,327万 5,000円としております。 次に、 154ページの款11教育費、項1教育総務費、目2事務局費の前年度比較で1億 6,505万の減額は、一般職員人件費の減がその主なものとなっております。 次に、 161ページ下段になりますが、項2小学校費、目3小学校建設費の2億 6,392万円は平成14年度から継続して事業を進めております宮山小学校の校舎増築に要する経費でございます。 164ページの項3中学校費、目3中学校建設費では、平成15年度、16年度の継続費設定事業としまして倉田山中学校校舎改築事業に要します経費8億 2,429万 9,000円を計上しております。 次に、 180ページ下段から 181ページ款13公債費の58億 3,986万 7,000円でございますが、償還年次表に基づく元利償還額、一時借入金利子等を計上しております。 180ページ下段の目1元金におきましては、前年度比19億 2,334万 7,000円の大きな増額となっておりますが、これは、平成7年度及び平成8年度に借り入れしました減税補てん債の満期一括償還に要します経費18億 4,100万円がその主なものとなっております。この一括償還に係る経費につきましては、借換債として別途市債が許可されるものでございまして、一般財源は不用となっておりますものの、歳入歳出予算への計上を伴いますことから、骨格予算ではありますが、予算総額を大きくしている一つの要因となっておりますので、御理解を賜りたいと思います。 以上で簡単でございますが、歳出の説明を終わらせていただきます。
○議長(長岡敏彦君) 総務部長、ちょっとお待ちください。 説明の途中でありますが、11時15分まで休憩いたします。
△休憩 午前11時03分
△再開 午前11時15分
○議長(長岡敏彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 上程中の議案に対する説明を続けます。 総務部長。
◎総務部長(小川幸雄君) 続きまして歳入でございますが、16ページにお戻りください。 まず、款1市税につきましては、16ページから18ページに記載のとおり、市税全体で 106億 5,000万円、前年度当初予算額と比較しますと1億 5,000万円の減額となっております。御承知のように、市税収入は、長引く景気の低迷や減税等の税制改革により、大変厳しい状況となっており、慎重な財政運営を行ってまいりたいと考えています。 次に、19ページの款2地方譲与税から23ページ上段の款12交通安全対策特別交付金に至る歳入につきましては、地方財政計画等を参考に予算計上したものでございます。このうち19ページの款2地方譲与税、項1所得譲与税、目1所得譲与税は、本年度の新設科目でございまして、平成18年度までに所得税から個人住民税への本格的な税源移譲が実施されることを踏まえまして、公立保育所の運営費に対します児童保護費等負担金等の一般財源化に対応して、暫定的に創設されたものでございまして、人口により配分される予定となっております。 20ページをお願いいたします。款4配当割交付金及び款5株式等譲渡所得割交付金につきましても新設の科目でございます。平成15年度税制改正により、県民税配当割と県民税株式等譲渡所得割が創設され、平成16年1月1日から施行されたことに伴いまして、その徴収した財源の一部が配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金として市町村に交付されるものでございます。 配分につきましては、当該市町村に係る個人県民税の額で案分されることになりますが、金額の予想がつきませんので、本年度につきましては、各 1,000円の予算計上としております。 次に、23ページからの、款13分担金及び負担金、24ページからの、款14使用料及び手数料、27ページからの、款15国庫支出金、32ページからの、款16県支出金につきましては、いずれも説明欄に記載のとおりでございまして、それぞれの条例の定める額及び補助要綱等に基づき算出し、計上したものでございます。 次に、41ページにまいりまして、款19繰入金、項1基金繰入金につきましては、財源調整のための財政調整基金繰入金、財源対策債等償還金相当分等に対する減債基金繰入金等所要の額を計上しております。なお、目5庁舎整備基金繰入金につきましては、庁舎駐車場整備事業における、用地取得経費の財源に充当する予定としております。 次に、49ページから50ページにかけましての、款22市債は、それぞれ説明欄に記載の適債事業に充当します金額を計上しております。 このうち50ページになりますが、目9借換債18億 4,100万円につきましては、歳出予算、公債費元金の説明で申し上げましたが、平成7年度、8年度に借り入れた減税補てん債の満期一括償還を行うに当たりまして、その借りかえ分として許可されるものでございます。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。 恐縮でございますけども、11ページにお戻りいただきたいと思います。 11ページ第2表では、信用保証協会及び伊勢市土地開発公社の損失補償並びに伊勢志摩総合地方卸売市場の運営円滑化のため、卸売業者が借り入れる経営安定特別対策資金に対する利子補給に対しまして、債務負担行為を設定しております。 次に、第3表地方債は、16年度の適債事業につきまして、限度額等を計上しております。 次に、2ページにお戻りいただき、第4条では、一時借入金の限度額を40億円としております。 以上で一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、 193ページをお願いいたします。「議案第3号平成16年度伊勢市
国民健康保険特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 新年度は、歳入歳出予算におきまして、84億 1,645万 4,000円を計上しております。前年度当初予算と比較しますと、5億 3,147万 8,000円の増額となり、率にいたしまして 6.7%の伸びとなっております。 それでは、歳出からその主なものにつきまして御説明を申し上げます。 211ページをお願いいたします。款2保険給付費、項1療養諸費でございますが、過去の実績額、被保険者数及び最近の医療費の動向を見込みまして51億 1,889万 4,000円を計上しております。 前年度と比較いたしますと、6億 1,680万 3,000円の増額となりますが、これは制度改正によりまして、70歳以上の高齢受給者が毎月増加するなど被保険者数の増加に伴う医療費の増が大きな要因となっております。 次に、 212ページにまいりまして、項2高額療養費に4億 9,392万 4,000円を計上しており、前年度と比較しますと、 2,534万 5,000円の増額でございます。 次に、 213ページ下段から 214ページ上段にかけましての款3老人保健拠出金でございますが、17億 3,388万 3,000円を計上しております。 前年度と比較しますと、2億 2,278万 7,000円の減額でございますが、これは、老人保健法の改正に伴います老人保健対象者数の減少等による医療費の減少と公費負担割合の変更による保険者負担の減少が原因となっております。 次に、同じく 214ページの款4介護納付金に4億 9,945万 3,000円を計上しております。前年度と比較しますと、 8,616万 1,000円の増額でございますが、これは介護保険第2号被保険者数及び1人当たりの負担額により算定し、社会保険診療報酬支払基金へ支払うものでございます。 次に、同じく 214ページ下段から 215ページ上段にかけての款5共同事業拠出金では、1億 5,170万 3,000円を計上しており、前年度と比較しますと 4,286万 4,000円の増額となっております。 次に、歳入につきまして御説明を申し上げますので、 200ページにお戻りください。 款1国民健康保険料で26億 5,932万 7,000円を計上しております。保険料の収納率としまして、一般被保険者現年賦課分で93%、退職被保険者等現年賦課分で99%を見込み、計上したものでございます。 次に、 201ページの款2国庫支出金、項1国庫負担金につきましては、一般被保険者に係る保険給付費、老人保健医療費拠出金、介護納付金に対する国の負担分及び高額医療費共同事業に対する国の負担分、その他をあわせまして20億 2,651万 3,000円を計上しております。 次に、同じく 201ページ下段項2国庫補助金は、4億 6,204万 5,000円を計上しておりますが、市町村間の財政力の格差を補うものとして、国の予算の範囲内で交付されるものでございます。 次に、 202ページ、款3療養給付費等交付金では、21億 2,799万 9,000円を計上しておりますが、これは、社会保険診療報酬支払基金からの、退職被保険者等の保険給付費に係る交付金でございます。 次に、同じく 202ページ、款4県支出金は、 3,791万 8,000円を計上しておりますが、これは、高額医療費共同事業に対する県の負担分でございます。 次に、款5共同事業交付金では、 9,661万 4,000円を計上しておりますが、これは、高額医療費共同事業交付金として国民健康保険連合会から70万円以上の高額医療費について、実績に基づき交付されるものでございます。 次に、 203ページ下段の款7繰入金、項1他会計繰入金で、4億 9,368万円を計上し、 204ページにまいりまして、項2基金繰入金は収支差し引きました結果、5億円が財政上調整する必要となりましたので、財政調整基金から繰り入れをするものでございます。 以上で
国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、 225ページをお願いします。「議案第4号平成16年度伊勢市
老人保健医療特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 予算総額は、86億 731万 9,000円でございまして、前年度当初予算と比較しますと4億 5,844万 6,000円、率にしまして 5.1%の減となっております。 それでは歳出から御説明を申し上げますので、 235ページをお願い申し上げます。 款2医療諸費は、医療費の負担金とこれに伴います審査支払手数料につきまして、過去の実績及び医療保険制度改革に伴う医療費等の減少を勘案し、85億 5,301万 3,000円を計上しており、前年度に比較しまして 5.2%の減となっております。 230ページにお戻りいただきたいと思います。歳入でございますが、款1支払基金交付金、款2国庫支出金及び、 231ページの款3県支出金の現年度分につきましては、老人医療費等に対応し、定められた負担割合により算出しました収入見込み額を計上しております。 次に、同じく 231ページの款4繰入金につきましては、医療費に対する負担割合により算出されたもの及び事務費等に要する財源としまして一般会計から繰り入れをするものでございます。 以上で
老人保健医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、 243ページをお願いいたします。「議案第5号平成16年度伊勢市
介護保険特別会計予算」につきまして、御説明を申し上げます。 新年度予算の総額は、52億 6,641万 5,000円で、前年度当初予算と比較しますと4億 2,645万 4,000円、 8.8%の増となっております。 それでは、歳出から主なものを御説明申し上げますので、 261ページをお願いいたします。 款2保険給付費、項1介護サービス等諸費でございますが、総額で50億 5,149万 9,000円を計上しております。この保険給付費の総額は、第2期介護保険事業計画のサービス量に見合う所要額を計上したものでございます。主なものは、目1居宅サービス給付費22億 9,339万円。目2施設サービス給付費24億 2,932万 9,000円。 262ページにまいりまして目5居宅サービス計画費2億 1,526万 1,000円となっております。 次に、款3財政安定化基金拠出金 500万 6,000円でございますが、これは、円滑な介護保険財政の運営を図るために県が設置する財政安定化基金への拠出金でございます。 続きまして、歳入予算につきまして御説明を申し上げます。 250ページをお願いいたします。款1保険料において65歳以上の第1号被保険者に納めていただく保険料8億 3,831万 1,000円を計上しております。 次に、款2国庫支出金、項1国庫負担金10億 1,029万 9,000円は、保険給付に係る国の負担分でございます。 次に、同じく 250ページ下段ですが、項2国庫支出金、目1調整交付金におきまして、保険者間の財政力格差を調整するための交付金2億 5,257万 4,000円を計上しております。 また、 251ページの事務費交付金につきましては、国の三位一体の改革に伴い、本年度から一般財源化されたものでございます。 次に、款3支払基金交付金は、第2号被保険者の保険料16億 1,647万 9,000円を計上しております。 次に、款4県支出金、項1県負担金6億 3,143万 7,000円でございますが、これは、保険給付に係る県の負担分でございます。 次に、 252ページ下段から 253ページ上段にかけての款6繰入金、項1一般会計繰入金では、総額で8億 2,999万 5,000円を計上しております。 次に、同じく 253ページの項2基金繰入金でございますが、これは、平成16年度における財政不足見込み額 7,816万 8,000円を介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。 以上で
介護保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、 271ページをお願いいたします。「議案第6号平成16年度伊勢市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」 8,028万 4,000円につきまして御説明を申し上げます。 まず、 276ページ歳入から御説明を申し上げます。 款1事業収入は、貸付者からの返済金を計上し、款3繰入金は、本会計の収支の均衡を図るため一般会計からの繰入金を計上しております。 次に、歳出につきましては、 278ページから 279ページにかけて款1総務費では、貸付金の徴収等に要します事務費、款2公債費では、市債の償還金を計上しております。 以上が
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の主なものでございます。 続きまして、 281ページをお願いいたします。議案第7号平成16年度伊勢市
福祉資金貸付事業特別会計予算 189万 2,000円につきまして御説明を申し上げます。 287ページをお願いいたします。 款1総務費におきまして、貸付金の償還事務に要します経費及び一般会計への繰出金、あわせまして 189万 2,000円を計上しております。なお貸付事業につきましては、平成13年度をもって新規貸付を廃止しております。 以上、
福祉資金貸付事業特別会計予算の説明とさせていただきます。 続きまして、 289ページをお願いいたします。「議案第8号平成16年度伊勢市
まちなみ保全事業特別会計予算」 7,287万 8,000円につきまして御説明を申し上げます。 296ページ歳出につきまして御説明を申し上げます。 款1総務費におきましては、まちなみ保全審議会等に要します事務費及び貸付償還金の貸付金等を計上し、款2事業費におきましては、貸付対象を2件 6,000万円と見込み計上しております。なお、財源といたしましては、まちなみ保全事業基金からの繰入金を充当することとしております。 以上、
まちなみ保全事業特別会計予算の説明とさせていただきます。 続きまして、 297ページをお願いいたします。「議案第9号平成16年度伊勢市
公共下水道事業特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 新年度予算の総額は、40億 8,012万 5,000円で、前年度当初予算と比較しまして3億 1,357万 5,000円の減額となっております。 それでは歳出から主なものを御説明申し上げます。 312ページをお開きください。 款1事業費、項2建設改良費、目1流域下水道費に10億 6,051万 9,000円を計上しております。これは主に県が施行します宮川流域下水道事業に係る負担金でございます。 次に、下段の目2公共下水道費で22億 3,111万 6,000円を計上しております。流域関連公共下水道事業は、県の宮川流域下水道事業計画に合わせ、流域関連伊勢市公共下水道事業として行います雨水施設整備事業に要します経費4億 5,679万 6,000円及び汚水施設整備事業に要します経費17億 5,492万円を計上しております。 次に、歳入につきまして御説明を申し上げます。 304ページにお戻りください。 歳入につきましては、条例に基づき款1分担金及び負担金、項1負担金、目1事業負担金として受益者負担金を、款2使用料及び手数料、項1使用料、目1事業使用料として公共下水道使用料を計上しております。 次に、 306ページをお願いいたします。中段の款5繰入金、項1他会計繰入金は、一般会計からの繰入金9億 1,086万 7,000円を計上し、前年度当初予算と比較しまして 6,741万 9,000円の増額となっておりますが、これは、事業量の増に伴うものでございます。 次に、 307ページでございますが、款8市債につきましては、21億 7,380万円を計上しております。 以上が
公共下水道事業特別会計予算の主なものでございます。 次に、 321ページをお願いいたします。「議案第10号平成16年度伊勢市
土地取得特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 本会計は条例の趣旨に基づき、土地開発基金から借り入れを行い、公共事業促進のため用地の先行取得を行うことを主な内容としております。 次に、 326ページをお願いいたします。下段の款2繰入金、項1基金繰入金、目1土地開発基金繰入金の1億 9,902万 3,000円は、公有地確保を推進するため、土地開発基金から繰り入れるものでございます。 次に、 328ページにまいりまして、歳出でございますが、款1用地取得事業費、項2事業費におきまして、公共事業用地及び公共事業代替用地の先行取得に要する経費を計上しております。 以上で
土地取得特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、 331ページをお願いいたします。「議案第11号平成16年度伊勢市
病院事業会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 334ページをお願いいたします。 予算の内容につきましては、予算実施計画に基づき御説明を申し上げます。 まず、収益的収入の款1病院事業収益は、74億 9,905万 7,000円を予定しております。収益の内容は、項1医業収益で68億 2,296万 7,000円で、内訳といたしましては、目1入院収益で1日平均入院患者数 385人を予定し、44億 7,670万 4,000円を、目2外来収益で1日平均外来患者数 1,100人を予定し、21億 8,972万 1,000円を、目3その他医業収益では、室料差額収益その他1億 5,654万 2,000円を予定しております。 項2健診収益の2億 4,666万 1,000円は、健診センターにおける人間ドック健康診査等の公衆衛生活動収益でございます。項3医業外収益の4億 2,932万 9,000円につきましては、主に他会計負担金3億 5,000万円で、これは、一般会計からの繰入金でございます。 続きまして、 335ページをお願いいたします。収益的支出でございますが、款1病院事業費用は、74億 8,988万円を予定しております。項1医業費用で70億 5,096万 7,000円でございますが、その主なものとしましては、目1給与費で38億 4,178万 8,000円、目2材料費で18億 6,806万 6,000円。 336ページにまいりまして、目3経費で9億 3,918万 3,000円、目5減価償却費で3億 6,906万 4,000円でございます。 次に、項2健診費用につきましては、給与費その他で1億 1,485万 1,000円を予定しております。 次に、項3医業外費用では、企業債利息、退職金の繰延勘定償却等で3億 2,297万円を予定しているところでございます。 次に、 338ページをお願いいたします。資本的収入及び支出につきまして御説明を申し上げます。 まず、資本的収入としましては、項1負担金で一般会計からの繰入金1億 5,000万円を予定しております。一方資本的支出は、5億 8,646万 6,000円を予定しております。内訳といたしましては、項1建設改良費で1億 9,700万円を予定し、その内容は、目1資産購入費で脳神経外科用手術顕微鏡等医療機器の更新分として、1億 5,000万円を予定しております。 目2委託費では、新健診センターの設計委託費を予定しており、また、目3工事請負費では、病診連携室増築工事等を予定しております。 次の、項2企業債償還金は、政府債の償還元金で3億 8,946万 6,000円を予定しております。この結果、資本的収支におきまして、4億 3,646万 6,000円の不足額が生じますが、一時借入金で措置をするものとしております。 331ページにお戻りをいただきたいと思います。第2条では、業務の予定量を記載しております。第3条及び次のページの第4条につきましては、実施計画に基づき御説明を申し上げました内容について取りまとめ、記載をしております。 333ページ第5条以降に、一時借入金、重要な資産の取得等の必要事項につきましても定めておりますので、よろしくお願い申し上げます。 また、 339ページ以降に、資金計画、給与費明細書等を添付しておりますので、御高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上の結果、収益的収支で 916万 9,000円の単年度純利益が生じ、累積欠損金は15億 4,772万 3,000円となる予定でございますが、今後も経費節減はもとより、患者サービスと地域医療の向上に貢献しつつ、職員一丸となって経営改善に取り組んでいく所存でございますので、よろしく御了承のほどをお願い申し上げます。 続きまして、 353ページをお願いいたします。「議案第12号平成16年度伊勢市
水道事業会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 まず、第2条平成16年度の業務の予定量でございますが、これは、過去の実績と昨今の状況を勘案し、上水道事業と簡易水道事業をあわせまして、給水戸数を4万 3,200戸、年間総給水量を 1,537万 5,000立方メートル。1日平均給水量を4万 2,123立方メートルと予定しました。 主要な建設工事といたしましては、配水管網の整備や公共下水道工事等に伴います配水本管の布設がえ工事を初め、水源地施設の改良工事、老朽管更新事業並びに加圧施設更新事業を予定しております。 次に、第3条収益的収入及び支出 354ページの第4条、資本的収入及び支出につきましては、
水道事業会計予算実施計画によりまして御説明を申し上げますので、 357ページをお願いいたします。 初めに、収益的収入及び支出でございますが、収入においては、款1水道事業収益、項1営業収益におきまして、給水収益等で25億 2,100万 6,000円を予定し、項2営業外収益では、加入金等で 5,229万 5,000円を、また、項3簡易水道収益には、給水収益等で 230万 6,000円、それに項4特別利益の固定資産売却益 194万 8,000円をあわせまして、水道事業収益として25億 7,755万 5,000円を予定しております。 次に、 358ページからの支出におきましては、款1水道事業費用、項1営業費用において事業運営に必要な人件費、受水費、動力費、工事請負費及び減価償却費等をあわせまして19億 9,938万 9,000円を予定し、 359ページの項2営業外費用には、企業債利息等で3億 5,846万 4,000円、 360ページの項3簡易水道費用には、簡易水道の維持管理費用で 579万 4,000円、それに項4予備費の 1,000万円をあわせまして水道事業費用として23億 7,364万 7,000円を予定しております。 以上によりまして、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除きまして1億 8,670万 9,000円となる見込みでございます。 次に、同じく 360ページの資本的収入及び支出でございますが、まず収入においては、款1資本的収入、項1企業債において、配水管敷設事業費等に伴う企業債借入金2億 2,300万円を予定し、項2負担金には、原因者負担分2億 4,041万 3,000円、それに項3固定資産売却代金94万 5,000円をあわせまして、資本的収入として4億 6,435万 8,000円を予定しております。 一方 361ページの支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費において、配水本管の未整備地区への新規布設や公共下水道事業に伴う配水本管の布設がえを初め、年次計画に基づきます老朽配水本管の更新、増口径管への布設がえのほか、水源地施設の改良、前山加圧施設の更新などで7億 3,303万 7,000円を予定し、項2償還金の4億 5,677万 4,000円をあわせまして資本的支出として11億 8,981万 1,000円を予定しております。 以上の結果、資本的収支におきまして、7億 2,545万 3,000円の不足となる予定でございますが、 354ページの第4条に記載しましたとおり、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額並びに過年度分損益勘定留保資金で補てんすることとしております。 355ページへお戻りいただき、第5条以降に企業債や一時借入金等の必要事項につきましても定めておりますので、よろしくお願い申し上げます。 また、 362ページ以降に、資金計画等の関係補足資料にそれぞれ必要事項を記載してございますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が
水道事業会計予算の概要でございますが、長引く景気の低迷等によりまして使用水量は、前年度を下回る見込みであり、一方では不可欠な建設改良事業を抱え、事業財政は大変厳しい状況でございますので、一層の経営努力をしてまいる所存でございます。 以上御審議をよろしくお願い申し上げます。 続きまして、「議案第13号平成15年度伊勢市
一般会計補正予算(第7号)」につきまして御説明を申し上げます。 15年度補正予算書の1ページをお願いいたします。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ5億 4,046万 4,000円を減額しておりまして、補正後の予算額は、 305億 404万 9,000円となるものでございます。 歳出から御説明申し上げますので44ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費におきまして、5億 2,941万 4,000円を追加しておりますが、主なものは希望による退職手当4億 7,848万 6,000円及び病院事業特別会計への退職手当負担金 4,781万 5,000円でございます。なお、退職手当につきましては、同様に 109ページ款10消防費におきまして、 3,297万 1,000円、それと 114ページ款11教育費におきまして、 7,919万 8,000円を追加計上しており、定年退職等とあわせ総額10億 3,052万 1,000円となるものでございます。 次に、64ページをお願いいたします。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費における 8,026万 1,000円の追加は、国民健康保険特別会計に対する繰出金の追加の 8,886万 7,000円が主なものでございます。 次に、69ページの項2老人福祉費、目1老人福祉推進費においては、各事業ともおおむね減額となっておりますものの、70ページになりますが、老人保健医療繰出金において 5,992万 7,000円の追加となりましたので、あわせまして 1,814万 2,000円の増額となったものでございます。 次に、71ページをお願いいたします。項3児童福祉費、目1児童福祉総務費においては、 3,036万 9,000円、72ページの目2児童措置費で 2,610万 9,000円、73ページの目3父母子福祉費で 3,516万 5,000円、及び目4児童福祉施設費で 4,159万 1,000円を減額しておりますが、これは、それぞれ民間保育所への各種補助事業、児童手当支給事業及び民間保育所児童保育事業、児童扶養手当支給事業並びに私立保育所の各種保育事業の実績見込みによる不用額の減等でございます。 次に、83ページをお願いいたします。項2清掃費、目1清掃総務費における 4,551万 3,000円の減額は、ごみ処理に係る伊勢広域環境組合負担金の減額が主なものとなっております。目2資源循環推進費は、資源拠点回収ステーション設置事業におきまして、 2,191万 1,000円の追加をしておりますが、これは、本年度設置の船江地区資源拠点回収ステーションの用地取得経費を計上したものでございます。 次に、91ページの款6農林水産業費、項1農業費、目10農村総合整備統合補助事業費における 2,426万 9,000円の減額は、国の事業費割当の減額に伴うものでございます。 次に、96ページをお願いいたします。中段の款9土木費、項2道路橋梁費、目1道路橋梁総務費、目2道路維持費、97ページにまいりまして、目3道路新設改良費は、それぞれの事業実績に伴います工事額の減額でございます。なお、目3道路新設改良費におきましては、道路関係の県営事業負担金 137万 7,000円を追加計上しておりますが、平成15年度の土木関係の県営事業負担金としましては、このほか橋梁、都市計画関係及び街路につきまして、それぞれの予算科目で措置しており、総額で 646万 2,000円となっております。 次に、同じく97ページの下段でございますが、目6道路整備事業費の減額 3,811万 2,000円は、地方特定道路整備事業として実施しております大湊川線の減 2,292万 2,000円がその主なものでございます。 次に、 100ページ下段をお願いいたします。項3河川費、目5河川改修事業費は、準用河川桧尻川改修事業において、国補助金の交付決定額が当初の見込みより減額となりましたのであわせて補正を行うものでございます。 次に、 103ページの項5都市計画費、目1都市計画総務費の公共下水道事業繰出金は、特別会計の予算措置に合わせまして減額したものでございます。 105ページの目4街路事業費は、国補助金の交付決定額が当初の見込みより減額となりましたので、あわせて補正を行うものでございます。 次に、 108ページ下段の項6住宅費、目2公営住宅建設費は、主に二俣団地建替事業の事業実績に伴います工事費等の不用額を減額するものでございます。 次に、 131ページをお願いいたします。款13公債費、項1公債費、目2利子 6,413万 6,000円の減額は、平成14年度借り入れの地方債につきまして予算計上の段階で予想していた利率より低利に借り入れが行えたことに伴います償還利息の減でございます。 以上で歳出予算の説明を終わらせていただきます。
○議長(長岡敏彦君) 説明の途中でありますが、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時56分
△再開 午後1時00分
○議長(長岡敏彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 上程中の議案に対する説明を続けます。 総務部長。
◎総務部長(小川幸雄君) 続きまして、歳入予算につきまして御説明を申し上げます。 15ページをお願いいたします。まず、款1市税でございますけれども、厳しい社会経済情勢を反映しまして、項1市民税、目1個人の所得割で1億 3,200万円及び目2法人の法人税割におきまして1億円、それぞれ減額をしております。また、項4市たばこ税におきましても、実績見込みによりまして 800万円の減額を行い、市税全体では、2億 4,000万円の減額補正となっております。 次に、款2地方譲与税で 600万円を減額し、16ページの款3利子割交付金で 3,000万円、款4地方消費税交付金で1億円増額しておりますが、収入実績等を勘案したものでございます。 17ページの款8地方特例交付金で、 3,392万 5,000円を、また、款9地方交付税におきまして、6億 5,214万円をそれぞれ追加計上しておりますが、これは,地方特例交付金及び普通交付税の額の確定に伴うものでございます。 次に、21ページ下段から22ページにかけまして、款13国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金は、新たな制度の増設に伴い、保険基盤安定国負担金の増額 4,443万 3,000円及び生活保護費国負担金の実績見込みに基づく減額 8,099万 3,000円、その他あわせまして 5,924万 4,000円の減額としております。 22ページ下段から25ページにかけての項2国庫補助金につきましては、それぞれの事業実績見込みに基づきましておおむね減額としておりますが、24ページの目7教育費国庫補助金では、中学校費補助金のうち公立学校施設整備費国補助金におきまして、1億 1,495万 7,000円の増額としております。これは、倉田山中学校校舎改築事業におきまして、国補助金の補助率及び補助単価のかさ上げがなされましたので、収入増となったものでございます。 26ページにまいりまして、款14県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金の 2,682万 6,000円の増額は、国負担金と同様、保険基盤安定負担金の増額によるものが主なものでございます。 次に、27ページの項2県補助金、目1民生費県補助金につきましては、事業の実績見込みに合わせ 3,661万 2,000円を減額し、29ページになりますが、目4農林水産業費県補助金につきましては、豊北
漁港整備事業費補助金で 4,568万円を追加しておりますが、これは、国補助金からの組みかえによるものでございます。 次に、34ページをお願いいたします。款17繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金13億 3,687万 1,000円の減額は、投資的経費等の財源としまして24億円余りを取り崩す予定でございましたが、最終補正予算の計数を整理し、その他財源確保を図りました結果、今回の減額補正となりましたものでございまして、補正後の取り崩し予定額は10億 7,797万 9,000円となるものでございます。 次に、同じく34ページ下段でございますけれども、項2特別会計繰入金、目1公共下水道事業特別会計繰入金は、公共下水道事業の周辺環境整備としまして一般会計が行う事業に対します特別会計からの繰入金でございますが、事業の進捗に合わせまして 1,040万 6,000円を減額するものでございます。 次に、36ページをお願いいたします。款19諸収入、項5雑入、目2総務費収入におきまして、 9,122万円を増額しておりますが、退職手当各会計分担金収入として 8,148万 5,000円を計上しておりますのがその主なものでございます。 次に、37ページの目3民生費収入におきまして 3,834万 7,000円を増額しておりますが、おおぞら児童園、重度身体障害者デイサービスセンターにおける支援費収入の増がその主なものとなっております。 次に、40ページをお願いします。40ページ上段の目12雑入の1億 2,051万 1,000円の追加は、老人保健医療特別会計への繰出金の精算分の 7,833万 6,000円及び介護保険特別会計への繰出金の精算分の 3,924万 8,000円がその主なものとなっております。 次に、同じく40ページ下段から42ページにかけての款20市債でございますけれども、全体で 2,700万円の減額でございまして、合計36億 2,240万円の起債を見込んでおります。これは、適債事業費の変更等により起債額の調整を行ったものでございます。 以上で歳入予算の説明を終わらせていただきます。 8ページにお戻りいただきたいと思います。 第2表継続費補正でございますが、二俣団地市営住宅改築事業及び倉田山中学校校舎改築事業につきまして、事業費の変更に伴い、平成15年度及び平成16年度のそれぞれの年割額の変更をお願いするものでございます。 第3表繰越明許費補正でございますけれども、農村総合整備統合補助事業ほか4事業の追加をお願いし、9ページになりますが、道路新設改良事業ほか5事業につきましては、限度額の増額をお願いするものでございます。 繰り越しの主な理由は、用地問題あるいは工法等について、地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したこと等によるものでございまして、事業の促進になお一層努力してまいりたいと存じます。 次に、同じく9ページ下段から11ページにかけまして第4表、地方債補正でございますが、先ほど御説明申し上げましたとおり事業費を精査しまして、それぞれ限度額等の追加及び変更を行ったものでございます。 以上で
一般会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、 139ページをお願いいたします。「議案第14号平成15年度伊勢市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いしますのは、歳入歳出2億 1,563万 2,000円の増額でございまして、補正後の予算額は、81億 989万 1,000円となっております。 それでは、歳出から主なものにつきまして御説明を申し上げます。 155ページをお願いいたします。 155ページから 156ページ上段にかけましての款2保険給付費、項1療養諸費で 9,646万 3,000円の増額でございますが、制度改正により70歳以上の前期高齢者が増加していること、また、不況による対象者の増加が大きな要因となっております。 次に、 156ページの項2高額療養費 2,277万 1,000円の増額でございますが、これは、実績に基づくものでございます。 次に、 157ページ下段から 158ページにかけての款3老人保健拠出金1億 3,348万 1,000円の増額でございますが、これは、平成13年度の精算額の増加による影響が要因となっております。 159ページ、款6保健事業費 1,184万 9,000円の減額につきましては、健康増進・保健指導事業及び健康診査を中心とした健康づくり推進事業の実績額に基づく減額でございます。 続きまして、歳入につきまして御説明を申し上げます。 146ページをお願いいたします。款1国民健康保険料につきましては、調定額の実績による見込みと収納見込みの減額修正をあわせまして 1,121万 1,000円の減額補正となるものでございます。 次に、 148ページ、款3療養給付費等交付金2億 2,332万 7,000円の増額でございますが、これは、退職被保険者への移行推進に伴う退職保険給付費の増加によるものが大きな要因となっているものでございます。 次に、同じく 148ページ下段の款5共同事業交付金 4,545万 5,000円の増額でございますが、これは、国民健康保険連合会から70万円以上の高額医療費について、実績に基づき交付されるものでございまして、これまでの実績額に基づき増額となったものでございます。 次に、 149ページになりますが、款7繰入金、項1他会計繰入金 8,886万 6,000円の増額でございますが、これは、低所得者の方の保険料軽減世帯数の実績に基づく増額及び平成15年度から3年間の時限措置として導入された保険者支援分としての増額が要因となっております。 次に、項2基金繰入金につきましては、これまでの収支を差し引きました結果、1億 6,369万 2,000円の減額をしましたが、5億 951万 8,000円が財政上調整する必要となったものでございます。 以上で
国民健康保険特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、 163ページをお願いいたします。「議案第15号平成15年度伊勢市
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いしますのは、総額で1億 7,306万円の増額でございまして、補正後の予算額は、92億 4,668万 1,000円となっております。 まず、歳出でございますが、主なものとしましては、 171ページから 172ページにかけましての款2医療諸費において、今後の医療費等の増加見込み及び実績を考慮に入れまして、 8,033万円の増額をしております。また、 172ページの款4諸支出金、項1償還金においては、 9,252万 2,000円の増額をしておりますが、これは、平成14年度実績に基づき支払基金交付金、一般会計繰入金等の精算金を償還するものでございます。 次に、歳入につきまして御説明を申し上げますので、 168ページにお戻りください。款1支払基金交付金を 3,475万円増額し、次の款2国庫支出金を 2,028万 3,000円減額し、 169ページでございますが、款3県支出金を 759万 5,000円増額しておりますが、これは、歳出における医療諸費の見込みによるものでございます。 次に、同じく 169ページ中段の款4繰入金で 5,992万 7,000円を増額しておりますが、これは、医療費並びに事務費等の支出と補助金等の収入を差し引きし、一般会計繰入金として計上したものでございます。 以上で
老人保健医療特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、 175ページをお願いいたします。「議案第16号平成15年度伊勢市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いしますのは、1億 3,403万 1,000円の追加でございまして、補正後の予算額は、50億 4,318万 1,000円となっております。 それでは、歳出から主なものにつきまして御説明を申し上げます。 192ページから 193ページにかけましての款2保険給付費は、総額で1億 5,569万 8,000円の増額ですが、これは、実績見込みにより増額するものでございます。 続きまして、歳入につきまして御説明を申し上げます。 182ページにお戻りいただきたいと思います。款2国庫支出金、項1国庫負担金 1,510万円の増額でございますが、これは、現年度分の変更交付額と平成14年度過年度分の精算交付額を計上したものでございます。 183ページにまいりまして、款3支払基金交付金、項1支払基金交付金 7,170万 7,000円の減額でございますが、これは、変更決定額を計上したものでございます。 次に、 185ページの款6繰入金、項1一般会計繰入金、目1介護給付費繰入金 1,946万 2,000円の増額でございますが、これは、保険給付費の実績見込み額の増額によるものでございます。次に、目2その他一般会計繰入金 2,414万 1,000円の減額でございますが、これは、事務経費の実績見込み額の減額によるものでございます。次に、款6繰入金、項2基金繰入金、目1介護給付費準備基金繰入金 9,842万 9,000円の増額でございますが、これは、保険給付費関係の歳出から歳入を差し引いた不足額を補てんするものでございます。 以上で
介護保険特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、 197ページをお願いいたします。「議案第17号平成15年度伊勢市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、25万 7,000円の減額でございまして、補正後の予算額は 8,017万 1,000円となっております。歳出の補正の主なものとしましては、 204ページに記載してございますように、事務費等の執行残でございます。 続きまして、 207ページをお願いいたします。「議案第18号平成15年度伊勢市
福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いしますのは、71万 6,000円の追加でございまして、補正後の予算額は 330万 5,000円となっております。これは、貸付金元利収入の増額に伴うものでございまして、計数整理後所要の額を一般会計繰出金として追加計上しております。 続きまして、 215ページをお願いいたします。「議案第19号平成15年度伊勢市
まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いしますのは 532万 8,000円の減額でございまして、補正後の予算額は 6,952万 5,000円となっております。これは、貸付金元利収入の繰り上げ償還額の発生に伴います収入増に対応しまして、貸付償還金積立のための追加を行い、事務費等の計数整理による減額及び実績見込み等による貸付金の減額を行った結果でございます。 続きまして、 223ページをお願いします。「議案第20号平成15年度伊勢市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明申し上げます。 今回補正をお願いしますのは、総額で3億 4,305万 1,000円の減額補正でございます。国の補正予算に関連する経費、事業の実績見込みによるもののほか、事業に関連します繰越明許費、地方債につきまして補正を行っておりまして、補正後の予算額は40億 7,558万 1,000円となっております。歳出の主なものでございますけれども、 236ページから 238ページにかけまして、款1事業費、項2建設改良費、目1流域下水道費で、1億 3,151万 8,000円、目2公共下水道費で1億 3,951万 2,000円、あわせて2億 7,103万円を減額しております。 次に、 227ページにお戻りいただきたいと思います。第2表繰越明許費補正でございますが、流域関連公共下水道事業5億 6,700万円につきましては、汚水施設整備事業で下水道管埋設工事と、それに伴い支障となるガス管等の移設工事による交通処理の整理、また雨水施設整備事業における用地交渉の難航等により年度内の完成が見込めなくなり、変更しようとするものでございます。 次に、第3表地方債補正につきましては、事業費の変更に伴い限度額の変更を行うものでございます。 続きまして、 241ページをお願いいたします。「議案第21号平成15年度伊勢市
土地取得特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、 832万 1,000円の減額でございまして、補正後の予算額は、1億 9,235万 3,000円となっております。これは、 248ページの款1用地取得事業費、項1管理費において、代替地の売払い収入を土地開発基金に償還するための経費等 9,460万 1,000円を追加計上し、また、項2事業費におきまして、実績見込みに基づきまして1億 292万 2,000円を減額したものでございます。 続きまして、 249ページをお願いします。「議案第21号平成15年度伊勢市
病院事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正は、いずれも実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。まず、 251ページの実施計画をお開きください。収益的収支におきまして、まず収入の款1病院事業収益で 4,931万 1,000円の増額をしております。その主なものとしましては、項1医業収益におきまして 305万 1,000円の増額を予定しております。これは、目1入院収益におきましては、患者減により 1,939万 2,000円の減額となる見込みですが、目2外来収益で患者数は減少しますものの、単価増により 2,244万 3,000円の増額を予定しているところでございます。また、項3医業外収益では、退職金に対する一般会計からの負担金などで 4,626万円の増額を予定しております。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用で 118万 3,000円の減額をしております。これは、項1医業費用におきまして、 3,609万 2,000円の減額、 252ページでございますが、項2健診費用におきまして 972万 8,000円の減額、 253ページの項3医業外費用におきましては負担金の追加等によります 4,463万 7,000円の増額を予定しているためでございます。 次に、資本的収支でございますが、資本的支出におきまして3億 3,600万 6,000円の増額を予定しておりますが、これは、勧奨等による退職給与金の増額でございます。その結果、資本的収支におきまして、7億 7,062万 9,000円の不足額が生じますが、損益勘定留保資金1億 3,995万 5,000円で補てんし、なお不足する6億 3,067万 4,000円につきましては、一時借入金で措置するものとしております。 次に、 249ページにお戻りいただきたいと思います。第2条以下に、ただいま実施計画に基づき御説明いたしました内容につきまして取りまとめて記載をさせていただいております。その結果、平成15年度の収益的収支において、1億 2,568万円の単年度純利益を生じる見込みとなります。 続きまして、 259ページをお願いいたします。「議案第23号平成15年度伊勢市
水道事業会計補正予算(第3号)」につきまして御説明を申し上げます。 262ページの補正予算(第3号)実施計画をお開きください。今回の補正は、最終の整理を行ったものでございます。まず、収益的収入及び支出でございますが、収入においては款1水道事業収益、項2営業外収益におきまして、 1,560万 6,000円の減額補正をしておりますが、これは主として目2雑収益、目3朝熊山分担金、目4加入金等の減収によるものでございます。 次に、支出においては 263ページの款1水道事業費用、項1営業費用において 2,980万 2,000円の減額補正をしておりますが、これは、主として目2配水及び給水費における工事請負費などの減額によるものでございます。 264ページにまいりまして、項2営業外費用において 835万 3,000円の増額補正をしておりますが、これは主として、目4消費税で納税予定額の増額によるものでございます。 以上によりまして収益的収支における当年度純利益は、消費税を除きまして2億 3,571万 3,000円となる見込みでございます。 次に、同じく 264ページの資本的収入及び支出でございますが、まず、収入においては、款1資本的収入、項1企業債において 7,970万円の減額補正をしております。これは、簡易水道統合事業等に伴う企業債借入金の減収でございます。項2負担金においては 8,663万 2,000円の減額補正をしておりますが、これは、配水本管の布設がえ等に伴います工事負担金の減収でございます。 一方、 265ページの支出でございます。款1資本的支出、項1建設改良費において2億 792万 2,000円の減額補正をしておりますが、これは主として、目2配水及び給水施設費並びに目6簡易水道統合事業費における工事請負費の減額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支においては、6億 7,379万 6,000円の不足となる予定でございますが、 260ページの第4条に記載しましたとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金並びに建設改良積立金等で補てんすることとしております。 以上により、第3条、第4条で収益的収支及び、資本的収支を補正し、また、それに関連しまして第2条で業務の予定量、第5条で企業債並びに第6条で当初予算、第8条の他会計からの補助金につきましてもそれぞれ必要額の補正をしております。 また、資金計画等の関係附属資料につきましても、今回の補正に合わせまして必要分の変更を行っております。 以上で予算関係議案の補足の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 続きまして、条例関係につきまして御説明申し上げます。 条例関係の議案書の1ページをお願いします。議案第24
号伊勢市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正につきまして御説明を申し上げます。2ページをお願いいたします。 これは、政務調査費の額につき、月額2万円を月額3万円に改めようとするものでございます。なお、この条例は、平成16年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、4ページをお願いいたします。議案第25号伊勢市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正につきまして御説明を申し上げます。 5ページをお願いします。まず、第1条の改正は、伊勢市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正でございまして、条例中に引用しております「地方公営企業労働関係法」の題名が「地方公営企業等の労働関係に関する法律」に改められたことによる改正でございます。 次に、第2条の改正でございますけれども、これは、伊勢市職員退職手当支給条例の一部改正でございまして、市と地方独立行政法人等との間で人事交流が行われた場合の退職手当の算定の基礎となる在職期間の取り扱いにつきまして、所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 10ページをお願いいたします。第3条の改正でございますが、これは、伊勢市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正でございまして、第1条と同様、法律の題名が改められたことによる改正でございます。なお、この条例は,平成16年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、23ページをお願いいたします。議案第26号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきまして御説明を申し上げます。 24ページをお願いいたします。これは、議会の議員その他非常勤の職員の公務上または通勤による災害に対する補償に関し、補償の実施または審査のための報告を拒んだ者等に対します罰金の上限を10万円から20万円に引き上げようとするものでございます。これは、地方公務員災害補償法の改正に準ずるものでございます。また、地方公務員災害補償法の改正に伴う施行規則の改正により、別表中に引用しております傷病等級を定める別表第1が別表第2に改められましたことから規定の整備を行おうとするものでございます。なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 次に、28ページをお願いいたします。議案第27号教育長の給与等に関する条例の一部改正につきまして御説明を申し上げます。29ページをお願いいたします。これは、根拠法令として引用しております教育公務員特例法の条文が1条繰り上がる条項移動があったことによる改正でございます。なお、この条例は、平成16年4 月1日から施行しようとするものでございます。 次に、31ページをお願いいたします。議案第28号伊勢市市税条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。32ページをお願いいたします。これは、固定資産評価員を設置することなくその職務を市長が行うことによる規定の整備をしようとするものでございます。なお、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 次に、34ページをお願いいたします。議案第29号伊勢市朝熊山麓公園の設置及び管理に関する条例の一部改正につきまして御説明を申し上げます。 35ページ、36ページをお願いいたします。これは、サッカー等に利用していただくための芝生球技場を新たに整備しましたので、使用料のほか、使用に関する規定の整備をしようとするものでございます。また、附則において、使用の許可等の準備行為の規定をしております。なお、この条例は、平成16年8月1日から施行しようとするものでございます。 次に、39ページをお願いいたします。議案第30号いせ
市民活動センターの設置及び管理に関する条例の制定につきまして御説明を申し上げます。これは、市民公益活動の場として、また、市民交流の場として新たにいせ
市民活動センターを設置することとし、その管理方法については、昨年9月の地方自治法の改正により創設されました指定管理者制度を導入して、民間の団体に施設の管理を委託しようとするものでございます。 それでは、主な内容につきまして御説明を申し上げます。40ページ、41ページをお願いいたします。まず、第2条は、センターの設置についての規定でございますが、市民が自主的に行う、営利を目的としない公益のための活動、市民の交流の場としての利用に供することにより、市民の福祉の増進及び文化の向上並びに地域の振興に寄与するためセンターを設置することとしております。 次に、第5条はセンターで行う業務を規定しております。次に、第6条から第11条までは、指定管理者に関する規定でございまして、第7条は、指定管理者が行う業務の範囲、第8条は、指定管理者の申請の方法、第9条は、指定管理者の指定に当たっては、議会の議決を得なければならないこと及び選定基準についてそれぞれ規定をしております。 42、43ページをお願いいたします。第13条では、開館時間について、14条では、休館日について規定をしております。44ページ、45ページをお願いいたします。第17条及び第18条は、指定管理者が行います利用許可、第20条から23条につきましては、指定管理者が施設の利用料金を収入することに関しまして規定をしております。46ページ、47ページをお願いいたします。第28条及び附則の第5項の規定は、指定管理者の個人情報の取り扱いについて規定をしております。また、附則の第3項におきまして、このセンターの設置に伴い、伊勢市文化観光等供用施設の設置及び管理に関する条例を廃止することとしております。 以上が主な内容でございます。なお、この条例は、公布の日から起算して6カ月を超えない範囲において、規則で定める日から施行しようとするものでございます。 次に、53ページから記載がございます、議案第31号伊勢市病院事業管理者の給与等に関する条例及び56ページから記載がございます議案第32号伊勢市病院企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の制定につきまして御説明を申し上げます。 これらは、病院事業における地方公営企業法の全部適用に伴いまして、病院事業管理者及び病院企業職員の給与等について定めようとするものでございます。主な内容でございますけれども、病院事業管理者については、給料月額を68万 3,000円とすること及び扶養手当、管理職手当等の諸手当及び旅費の支給について規定するものでございまして、病院企業職員の給与につきましては、現在の病院職員に適用されております、伊勢市職員給与条例、伊勢市職員の特殊勤務手当に関する条例及び伊勢市職員退職手当支給条例との整合性を持たせ、4月1日以降も現行のとおりの種類及び支給基準とするものでございます。なお、これらの条例は、平成16年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、65ページをお願いいたします。議案第33号伊勢市病院事業における地方公営企業法の全部適用に伴う関係条例の整備等につきまして御説明を申し上げます。 これは、病院事業管理者の退職手当を伊勢市職員退職手当支給条例において定めますとともに、伊勢市監査委員条例等の関係条例につきましても、所要の規定の整備等を一括して行おうとするものでございます。なお、この条例は、平成16年4月1日から施行しようとするものでございますが、附則においては、所要の経過措置を設けることとしておりますほか、所要の規定の整備を行うこととしております。 次に、 124ページをお願いいたします。議案第34号伊勢市やすらぎ公園プールの設置及び管理に関する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。 次の 125ページをお願いいたします。これは、別表におきましてコインロッカーの使用料を定めますとともに、これに伴います規定の整備を行おうとするものでございます。なお、この条例は、平成16年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、 128ページをお願いいたします。議案第35号伊勢市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定につきまして御説明を申し上げます。 従来、風致地区は三重県の条例に基づき規制してまいりましたが、法改正により10ヘクタール未満の地区につきましては、市が条例を定めることとなりましたので、県条例に準じて規定をしようとするものでございます。 141ページの位置図をお願いいたします。これは、市の風致地区の指定状況でございますが、現在6地区が指定されておりまして、世義寺山地区がこの条例の対象となるものでございます。 それでは、その主な内容につきまして御説明を申し上げます。 129ページ、 130ページをお願いいたします。まず第2条は、許可を必要とする行為についての規定でございまして、風地の維持に影響を及ぼすおそれのあります建築物の新築及び宅地の造成等の一定の行為を定めております。 次に、第3条及び第4条は、許可を必要としない協議または通知で足りる国・県の行為等について定めております。次に、第5条では、風致を目的とする良好な自然環境を維持するため、許可の基準を定めております。次に、第6条は、監督処分の規定でございまして、条例違反者等に対し許可の取り消し等を命ずることができるとするものでございます。 131ページ、 132ページをお願いいたします。第8条は、罰則についての規定でございまして、違反した行為者、行為者が従事者である場合は、その法人等を処罰の対象とするものでございます。また、附則におきまして、県条例の経過措置等を規定しております。なお、この条例は、平成16年5月18日から施行しようとするものでございます。 次に、 142ページをお願いいたします。議案第36号伊勢市上水道給水条例の一部改正につきまして御説明を申し上げます。 これは、横輪町の区域において上水道の布設工事が完了しましたので、第2条の給水区域に横輪町の区域を加えるとともに、附則におきまして簡易水道給水条例の給水区域の規定の整備をしようとするものでございます。なお、この条例は、平成16年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、 148ページをお願いいたします。議案第37号伊勢市消防団条例の一部改正につきまして御説明を申し上げます。 149ページをお願いいたします。これは、別表第1に規定しております消防団員の年額の職務報酬につきまして、最低額3万 5,500円から最高額8万 2,000円の範囲内においてそれぞれ改定しようとするものでございます。なお、この条例は、公布の日から施行し、平成16年1月1日から適用しようとするものでございます。 次に、 151ページをお願いいたします。議案第38号伊勢市火災予防条例の一部改正につきまして御説明を申し上げます。 152ページ、 153ページをお願いいたします。 まず、第23条関係の改正でございますが、これは近年の喫煙率の低下等の状況から、劇場等において、これまでは喫煙所を設けることと規定しておりましたのを、新たに喫煙所を設けることなく全面的に禁止とすることもできる旨の規定を加える等、所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 次に、条例第35条及び第36条関係の改正でございますが、これは、劇場等の客席につきまして、災害が発生した場合において客席の避難に支障を来さぬよう規定をしたものでございますが、近年の多種多様な客席形態に対応するため、所要の規定の整備をしようとするものでございます。なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 以上一括上程中の、平成16年度予算、平成15年度補正予算及び条例関係につきまして補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(長岡敏彦君) お諮りいたします。 以上で議案第2号外36件一括の説明は終わったのでありますが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(長岡敏彦君) 御異議なしと認めます。そのように決定いたしました。 お諮りいたします。 以上で本日の日程を全部終わりましたので、本日はこれをもって散会し、明4日から7日に至る4日間は、議案精読のため本会議を休会し、来る3月8日午前10時から継続会議を開くことに決定いたしまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(長岡敏彦君) 御異議なしと認めます。そのように決定をいたしました。 それでは、本日はこれをもって散会し、明4日から7日に至る4日間は、議案精読のため本会議を休会し、来る3月8日午前10時から継続会議を開きます。 なお、本日御出席の皆様方には、開議通知を差し上げませんので御了承をお願いを申し上げたいと思います。 どうも御苦労さまでございました。
△散会 午後1時44分 会議の顛末を録し、ここに署名する。 平成16年3月3日 伊勢市議会議長 長岡敏彦 伊勢市議会議員 浜口和久 伊勢市議会議員 石黒 源...